ジュルちゃんの本
こんにちは。
今日は素敵な猫さんの本のご紹介です。
「ジュルのしっぽ」 JULIAN刊 1400円
私の大好きなブログの筆者でもあるhana*さんの本です。
主人公は「ジュルちゃん」。
病気で座ることもままならない状態の猫さんとの出会い。
猫エイズがいつ発症するかわからない猫さんとの暮らしを始めるとき、
別れの悲しみに押しつぶされないかと考えるhana*さん。
そんなhana*さんに、ご主人さまは語りかけられます。
「たくさんの動物を世話してきたけれど、失う悲しさよりも、
もらった幸せの方が、ずっと多かったよ」
この言葉を読み返すたびに、こみあげるような気持ちになります。
本当にそうですね。
今、私も目の前で病気と戦うカンタロウを眺めながら、
その命をまっすぐに生きている姿に感動しています。
そういう「生きる姿」から、人間はたくさんのことを学びなおさねばならないのではないかと。
よく生きることは、よく死ぬこと。
人間の心を見るときにも、必ずぶつかるテーマです。
そんなことがしみじみと、そして自然と、微笑みながら浮かぶ本です。
印税はすべて、身よりのない犬猫のシェルター「ライフボートの会」へ寄付されるとのことです。
殺処分される犬・猫への各自治体の取り組みに対して、市民レベルでもできる具体的な行動を、まさに実践されているhana*さんの、そのことも書かれています。追加注文して、獣医さんの待合室に寄付しようと思っています。
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