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2012.05.28

一年

今日は5月28日。

昨年のこの日の17時45分ごろ、カンタロウが召されました。
早いものです。

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未だにカンタロウを抱っこしたときの背中の匂いや
鳴き声、脚をなでたときの感触、背中をかいてやった
時の嬉しそうな後姿・・・子猫時代、私の座る椅子の下で
座っていた姿、震災の日に、ベッドの上からダッシュで
下へ隠れた姿・・・たくさんの我が家の想い出とともに
カンタロウはいました。

このブログを始めた最初の記事がカンタロウでした。
Kantaro4

Kanmango

440グラムで真夏の暑い日に我が家にやってきたカンタロウ。
今思えば、生後一ヶ月くらいたっていたのではないかなぁと。
すると、私の誕生日近くだったのでは、とも。
であれば、満17歳だったということになります。

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仕事のスケジュールを決めるのも、
何もかも、カンタロウを中心にしていました。

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子猫のときは、デジカメもなく、普通の写真でした。
もっと整理すると、きっともっとたくさんの写真が出てくるはずです。

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今もそこにいるような、いえ、もう天国で自由になった脚で
走り回っているかもしれませんね。

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12歳くらいまでは、階段もものともせず、行ったり来たり、不自由な
脚をかばう前足で、水を飲みに降りたり、餌を食べに降りたりして
いたものでした。

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今思えば、それも運動になっていて上半身が丈夫
になったのかもしれませんが、もっと楽にしてやれたのではないかとも思ったり。

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病気になってから、カンタロウの排尿のために、仕事先まで
車でドライブするという経験もしました。
それまでは家から出たこともなかったのですが、
年をとってからよく外出した猫さんでもありました。

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あの日、5時に仕事が終わり、事務所でメールチェックなどを
していたのですが、今思えば、すぐに家に上がれば・・などなど。
思うことはたくさんあります。
失ったときは、いつもこうして、何かしらの後悔は残るものですね。
カンタロウにとって、治療に通ったことが良かったのか、
その間隔や長さはどうだったのか、当時から悩みつつ決めたこと
ではありましたが、それらもひとつの選択の結果なので、他の選択
の結果は分かりません。
人間の家族も同じですね。

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ただ、カンタロウには、感謝しかありません。
家に来てくれて、ありがとう。

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私たちの歴史にとって欠かせない大切な家族。

次の世には、走り回れるように。
もしかしたら、人間になるのかな? 
私が猫なら、拾ってくださいね、カンタロウさん。(^^;


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コメント

もう一年とは、イヤ、早いモノです。
いずれのお写真も、ステキな表情で、
他人乍ら、も、懐かしく、拝見させて頂きました。
今頃、絶対(多分)、
17年分、これでもかって位に、走り回ってますよ。
階段の上迄、料理中のキッチンの上迄、
テーブルの上迄、PCデスクの上迄。
こんな大雑把で混沌とした世界の中で、
巡り出会えたコトに感謝しかありません。

投稿: はがね親父 | 2012.05.29 00:30

私も猫ではないですが、犬を何匹も飼ってますのでお気持ちは良く分かります。本当に家族の一員なんですよね。そしてこれだけ可愛がってくれて、話題にしてくれて、恐らくカンタロウ君は感謝してると思います。精一杯、やってあげられるって、なかなか出来ないです。

交信が途絶える時、周波数を切り替える時、管制官はグッドラック!と言ってくれます。そして、運良く再会できた時は嬉しくなります。幸せに行ってらっしゃい!

投稿: スタ | 2012.05.29 05:16

早いものですね。もう一年経ったのですね。
私もいつもブログを拝見していて、まるで会ったことがあるかのような気持ちになっていました。
これもブログが持つ不思議な力かもしれないです。
私の心の中にもカンタロウくんはさまざまな写真での姿とともにありますよ。

投稿: はっP | 2012.05.29 07:15

もう早一年ですか?
突然の訃報にびっくりしたのが、つい先日のようです。
17年・・・カンタロウくんは、家族同様に可愛がってもらえて、よかったです。
最後に大変な苦労されたことは、十分伝わっていますよ。
この記事を見て「たれお君」を思いだしました。(涙)

投稿: ゆきさん | 2012.05.30 04:28

☆はがね親父さん

お言葉ありがとうございます。(TT)

>こんな大雑把で混沌とした世界の中で、
>巡り出会えたコトに感謝しかありません。

その通りですね。巡り出会えたことは数限りない可能性の中の、ほんの一瞬のすれ違いの間に入り込んだ出会い。これで良かったのかと思うことも多々あれど、感謝の一言です。

☆スタさん

ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。スタさんも、ですね。。

>交信が途絶える時、周波数を切り替える時、
>管制官はグッドラック!と言ってくれます。
>そして、運良く再会できた時は嬉しくなります。
>幸せに行ってらっしゃい!

(TT)ありがとうございます。
このお言葉、身にしみます。
再会できるまでのグッドラックですね。
そんな人生を送れるようにしたいものです。

☆はっPさん

コメントありがとうございます。
こちらもサンドくんやマロンちゃんのことが身近な猫さんとして、いつもあります。不思議ですね。
色々な痛みを感じながら日々が過ぎて行きますが、それが生きるということで、そんな気持ちを感じられる命をもらえたことに感謝、ですね。

☆ゆきさん

コメントありがとうございます。
たれお君のとき、私も人ごとと思えませんでした。
どれほど近くで励まし、癒してくれたかと感謝ですね。
今も素敵なストーカーさんが癒してくれているのですね。いっぱい仲良くしてください。
お仕事がある意味ひとつの区切りを迎えられたと拝読しました。これからますます充実した時間となりますようにお祈りしております。

投稿: pixydust | 2012.05.30 14:41

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