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2008.12.05

昇る龍 降りる龍 潜る龍

うたた寝をしてしまい、今頃目が冴えてしまいました。(^^;

ぼんやりした頭で、最近の出来事をフラッシュのように思い浮かべていました。

物事には陰と陽があり、それがペアになってひとつの光になるのだ、ということを実感しています。しかし、そのバランスが取れないときもあるものです。そういうときには、流れに逆らわず、身を任せるようにするのが良いのだそうですが、基本的に体力が落ちているので打たれ弱くなっていることも自覚しておく必要がありますね。

先日、といってももう1月以上前ですが、鞍馬寺へ行ってきました。
雨の日でしたが、それはそれで神秘的な風景を目にして来ることができました。

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この龍の姿がとてもインパクト強く目に入りました。


龍といえば、こんな話があるらしいですね。。。

「蝮(まむし)が五百年間泥水で育つと蛟龍(蛟=みずち)となり、蛟が千年経ると龍になり、龍が五百年経て角龍になり、さらに千年経つと応龍(おうりゅう)となる」(述異記)

応龍というのは、神の精で、四龍(赤竜・白竜・黒竜・青竜)の長であり、応龍の年老いたものを黄龍というらしいです。 また、龍は春分に空へ昇り、秋分に淵に入って暮らす、という話もあるらしいです。

パワーを持つものというイメージで語られる龍にも、長い年月の間の経験を通り越しての変化があり、上るときもあれば、下るときもある。。。象徴的な話ですね。泥水の中に五百年。その間に蝮は何を考えているのでしょう。

人にも同じような時間があります。
そういう時を味わうことで、また他者を理解する機会にもなるものですね。

泥水の中には蝮が棲んでいるとして、その泥水を吸い上げて美しく咲くのが、極楽の花「蓮」だというのも、なんだか象徴的なお話に感じます。

081204b

。。。。さてさて、明日はまた新しい日。

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コメント

ご無沙汰しています
早いもので師走ですね

鞍馬寺私も秋に訪れたところです。
龍のお話し、ぐぐっときました。
ありがとうございます。

私も上がったり下がったりですが、
両方あって光になれるんですよね^^
改めて、確認させていただけました~~~

pixydustさんの言葉の深さに触れることができて
今年の締めもいい感じです。

感謝

投稿: IZUMI | 2008.12.06 16:51

pixydustさん、こんばんは!

>四龍(赤竜・白竜・黒竜・青竜)

この白竜というのは、ひょっとすると「千とちひろ」に出てきた『ハク』かもしれませんね(^^)
見た瞬間にそう思ってしましました。

>蝮(まむし)が五百年間泥水で育つと蛟龍(蛟=みずち)となり、蛟が千年経ると龍になり、龍が五百年経て角龍になり、さらに千年経つと応龍(おうりゅう)となる

初めて知りました。
泥の中で五百年・・・すごい、すごすぎる・・・。

投稿: はっP | 2008.12.08 23:30

★IZUMIさん
ご無沙汰しております。
お元気ですか?
MIXIで拝読していましたが、IZUMIさんもいろいろな出会いを重ねられ、ますます輝いていらっしゃること、素敵です。
本当に早いもので、もう一年。
来年はより素敵な年にしたいですよね。
私こそ、コメントいただいて嬉しかったです。
こちらこそ、感謝♪

★はっPさん
そういえば、そうですね。
いろいろな児童文学にも竜はよく出てきますが、竜の出てくる話、結構好きです。(^^)
白竜は、天帝に使える龍のひとつで、特に空を早い速度で飛べるのだそうです。時には地上に降りて、魚に姿を変えて水辺にいることもあると言われているとか。
白は西を意味することもあるらしく、西の守りをしている竜という意味もあるらしいです。
全身真白な鱗で覆われた、きれいな龍のようですね。
千と千尋のイメージですよね。(^^)

投稿: pixydust | 2008.12.09 00:41

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