時には。。
ずいぶん更新できずにおりました。m(--)m
秋らしくなりましたねぇ。。。
昨日は久しぶりに昼間の散歩へ出かけました。
ipodを聴きながら歩こうと思い、曲を選んで。。。
最初は公園までの街の道・・車がたくさん通る道で、ゆったりも似合わないのでマイケル・ジャクソンの「ブラック&ホワイト」。聴いた方なら分かりますよね?あの最初の親子の会話。曲の前の「sure! Eat this!」という少年の声が、なんだかすっきり。(^^; 思春期には、心の中の昇華しきれない怒りの感情を、激しい曲にぶつけることがあるものだなぁ・・と思いつつ、今の自分も同じようにどこか出所不明の怒りに似た感情があるのかな、などなど。
心理を学び始め、自分の心を見つめる練習をしていますが、まだまだ開けていない心の部屋はたくさんあり、それらのドアの前に立つとき、恐れに似た、怒りに似た感情を持つことにも気付きました。いえ、実は思春期のころから気づいていたのですが、気づかないふりをしているのですよね、みんな。
公園内に入ると、いつも挨拶をする猫がいるので、そこでipodを外します。
・・と、急にたくさんの鳥の声!
こんなにたくさん鳴いていたのか、とあらためて発見しました。コオロギも鳴いていて、そのハーモニーがなんとも美しく、ほっとするものでした。
池のふちで、次には常連のカモに挨拶。(^^;
嘴の黒い二羽のつがいらしきカルガモは、手をパンパンたたくと、向こうから返事してくれます。
パン屑をやっていると、初お目見えのカモたちもやってきました。
マガモなのか??季節が移っていくのを感じます。
そのパンをねらって寄ってくる小魚をねらって、青鷺が目の前で狩りを始めました。人間がいてもおかまいなしで、すっと水面をつついたかと思うと、もうブルーギルをくわえて、さっと飛び去りました。こんなに目の前で見たのは初めてでした。
ipod・・最近では、podcastの「ottava」というシリーズのクラシックを聴いています。
帰りはそれを聴きながら、腕を自由に振り、よたよたと。
そうすると、いろんなことが頭に浮かびます。
息子の高校の先生が卒業式の日に「立ち止まる勇気を持て」と言われた言葉。
ゆっくりしてもいいんだよ、立ち止まってもいいんだよ、休んでもいいんだよ、と言われるその先生は、いつも修行僧のように、何か苦しみを背負っているような、そんな空気を持たれていましたっけ。。いろんな生徒を見続けて来られたのだろうと思います。
苦しみや哀しみを知る人は、立ち止まることの大切さを知っている。いえ、苦しみや哀しみを乗り越えた人には、分かるということでしょうか。
村の沼に数百年もの間沈んでいる龍は、時が来たら天に向かって上る。
そんなお話を思い出します。
時には沼の底に身体を横たえ、静かに留まるときも必要です。
立ち止まる勇気とは、自分を見つめる勇気でもありますねぇ。。。。
いやはや、そんなこんなを想いつつ・・秋を感じる今日この頃です。
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