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2008年2月

2008.02.28

普通の生活ができること

少しご無沙汰しておりました。
その後のカンタロウは同じく一日おきに通院しております。通院に時間を合わせるのが結構大変ですが、先生にも時間外にお願いしたり、あの手この手でやりくりしています。毎回注射と点滴で消毒したり針を刺したりするので、首の後ろがはげてきています。今はもっとはげてしまいました。(^^;もともと皮膚が弱いので、ちょっとの刺激でもはげてしまうようです。今はいろいろずらしてもらっていますが・・。

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さて、三途の川からUターンしてきた2月9日以来、自力で餌を食べるまでの体力・食欲のなかったカンタロウですが、一昨日、久々に自力でカリカリを食べに行き、その後も続いています。それまではずっとビデオの画面のように手で無理やり食べさせていたのですが、今は固いカリカリも噛むという行為ができるようになったようです。


(2月20日。柔らかい餌を手で食べさせていたときの動画です。)

2月26日、自力で餌のおいてある台所の定位置まで行き、カリカリ言わせながら食べ始めました。ごらんのように、食べているときは目を合わせないように、邪魔をしないように、人間が息をひそめて観察している状況・・。(^^;
                 ↓
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この餌の場所、近くに置いても台の上に置いてもどうも気にならないようで、昔からの定位置でないとだめなようです。

このところ、風は冷たいですが日差しが暖かい日には、時々縁側で10分~1時間ほど昼寝をすることもあります。

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ミミのお気に入りは、二重窓を開けたところの窓の縁です。お日さまがあたって、ミミの体もあったまります。(^^)またベロをしまい忘れてますよ、ミミさん。

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老猫二匹との生活は、お日さまの傾きとともに、
一日のんびり、平和であれと願う時間を共有する時間でもあります。
今日も一緒にいられて、よかったね。よかったよ。

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2008.02.20

出かけたくない病

お昼下がりの陽射しは暖かく、なんとなく春への兆しを感じますね。

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朝は縁側、午後はコタツのあたりに陽が入るので、カンタロウもミミも、そちらへそちらへと誘われるように移動します。ここ数日のカンタロウは一日に1~2度、縁側へ行くというので10分くらいは縁側のガラス戸を開けてやります。あとはコタツへ戻って寝るという流れです。昔は二本の前脚で全速力で駆けまわっていたものですが、今は少しぜーぜー言いながらゆっくりと数メートルを移動します。それでも機嫌よさそうなので、ひと安心。

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ミミも縁側をしばし点検・・外から撮るとこんな感じですが、なんだか笑っているみたいに見えませんか?(^^;
(25年ものの網戸・・穴あきごめん、というところです。(^^;)
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最近のカンタロウは、私が可能な限り4時間~5時間おきに圧迫排尿をしています。なるべく頻繁に排尿した方が調子よさそうなので、夜中も一度起きて排尿させています。・・・でも、仕事のときは丸一日近く排尿させられないので、先日家族がいたときは途中で獣医さんに連れていって排尿してもらいました。
写真のように、カンタロウを抱っこするときは左手を前からお腹へ入れてやり、右手でお尻をささえる方法が一番安定します。このまま右手で圧迫排尿してやります。獣医さんで籠から出す際も、この姿勢で抱っこしてやると、怖がり方が少しましなようです。背中から両手で抱きあげたり下ろしたりされるのが一番苦手なようです。怖いのでしょうね。

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仕事で時間があくときは、終わると一本でも早い電車に飛び乗って帰るようにしていますが、それがもどかしいと思うこともあります。それも一因ですが、猫たちの陽だまりでののんびりした寝顔を見ていると、出かけたくない病になるのも仕方ないですよねぇ??(^^;

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2008.02.19

ねこのぬくもり

相変わらず雪がちらちらと降るような寒さですが、みなさんのところはいかがですか?

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先日、久し振りに外で食事をしたのですが、そのとき頂いたにゃんこのお香立て。石川県のお土産で、R子さんが私に渡すまでの1年半、大切に持っていてくださったのだとか。うれしいプレゼント。

こんな風に幸せそうに猫団子している猫たちを見ているときが、人間も幸せというものですよね。

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(洗濯できないフリースの毛だらけ状態・・見ないようにしてください。(^^;)

カンタロウはミミと猫団子にはならないので、こういう風景を見ることはできませんが、こうして寝ていてくれるだけで(「くれる」という表現が、我ながらなんとも・・(^^ヾ)安らぎます。猫は何もしなくて寝ているだけで、人を幸せにできる、すごい力を持っているものだと感じます。人間の赤ちゃんにも、その力がありますね。そこに流れている安心・幸福・という空気のせいかもしれません。

カンタロウの寝ているところにミミが顔を出すシーンを動画で少し・・病気で寝ているカンタロウにちょっかい出す私・・少し後悔していますが、このときは割に元気そうだったので。(^^; 

昨日は病院へ行きました。最近は一日おきです。
調子は・・寝てばかりです。ちょっと動きが少なくなっているかな・・と感じています。
今日の仕事・・いろんな理由もあって、それにかんたろうのこともあって、行きたくない症候群です。(^^;

ちなみに・・
くるねこさんのブログ記事を読んで、先々週のカンタロウの姿と重なりました。見送り方はいろいろあるけれど、ひざの上に来てくれたら、どんなにいいだろう、眠るようならどんなにいいだろう・・そう思い、涙しながら読みました。

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2008.02.17

闘病の跡

みなさん、いろいろとご心配をくださり、ありがとうございます。
カンタロウは相変わらず小康状態で、まだ自分から餌を食べるほどの元気はありませんが、数メートルは動けるようになっています。元気な時とは比べようもないのですが、悪いときを見ている者にとっては、これでも万々歳です。(今は獣医さんで買ったSpecificという腎臓用のペースト状餌を手で口に入れるようにして食べさせています。)

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でも、よくよく見ると・・・左の眼が少し小さくなっています。危篤状態のときに全く動かず寝たきりで、こっちの目が下になっていたとき以来、小さくなっています。人相ならぬ猫相が変わるって、あるんでしょうか。
4日の半日入院の際に血管注射用に毛刈りされたところも少し治ってきています。このあとすぐ危篤になったので、帰ってきた日の夜中にはずしてしまいました。少しでも不快な要素を取り除いてやりたかったのと、カンタロウをもう入院させないと決めたことからです。前足でしか歩けないカンタロウの前足に針が入り、テープでがっちり固定されていると関節を曲げられなくてふんばれず、歩けなくなったこともありました。

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動物が病気になると病院での動物のストレスがひどくて、もっと病院に慣らしておけばよかったのにと思います。その点ミミはおとなしく人慣れしているので、心配は少ないと思います。ストレスの貯め方を見ても、小さいときから獣医さんに定期的に連れていくことは必要かもしれませんね。

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ミミも寒いせいか、水を飲む回数が少なく、トイレも少ないので、こちらはこちらで気になります。おばあさんで歯がほとんど無く、舌のしまい忘れは日常です。(^^;

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2008.02.13

近況

今日のカンタロウです。 ad(療養食)を指で食べさせ、水は自分で飲むようになりました。
体重は3.2キロ。体温38.8度。がりがりに痩せて背骨がごつごつしていますが、スヤスヤ寝てくれるのがなによりで、それだけでほっとしています。腎不全なのには変わりありませんが、今のように穏やかでいてくれたら良いのになぁ・・という思いです。

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2008.02.10

お医者さんにも分からない

みなさん、コメントを本当にありがとうございます。どれほど力づけられたか分かりません。お返ししていない記事コメントについては、後日お返事させて頂きます。お許しください。本日は取り急ぎ「小康」のご報告ですが、なんだか何も手につかない状態というのが本音です。

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(昨日の大阪の雪です。1日この景色を見ながら看病しておりました。)

さて、動物は死ぬ直前に考えられないように元気さを取り戻す時期がある、というのはよく聴くことですが、今のカンタロウがそうなのかどうなのか、昨晩から今朝にかけては、なんだかキツネにつままれたような1日です。

昨日早朝、発作(強い吐き気)で息もできず身体を支えられないくらい苦みました。動物の最期には何度か立ち会ってきているので、最期の苦しそうな表情や声にならない声も聞いたことがあります。昨日のはほとんどそれそのものでした。見ていて辛かったです。その後の反応はもう、目と耳だけ。足だけが強く痙攣(後半身麻痺の猫にある反応で、排泄する際の痙攣や背中の痙攣)していました。もう数センチも動く元気はなく、いよいよかと覚悟しました。

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(2月9日昼。寝たきり状態のカンタロウ。この姿勢で痙攣しながら12時間以上横になっていました。)

しかし昨夕また少し動き出したので、あらためてお腹を触ると、なんと膀胱が膨らんでいるのが分かります。
ここでパニック・・いったん止まって6日もたった膀胱に尿がたまるなんてあり得るのか??体力が持たないかもと恐れながらも圧迫排尿してみると、びっくりするほどのおしっこが出たのです。

獣医さんいわく・・「僕にも分かりません」との返事。何かのきっかけで他の臓器が少し元気になり、腎臓に後押しをしたのかもしれないし・・分からないとのこと。朝の発作のあと、むくみがとれて顔が痩せてきたので、そのあたりからかもしれないですが、私たちにも全く分かりません。とりあえず閉まりかけた病院へ行って、普通の点滴だけして帰ってきました。ただ脱水状態は変わりなく、体温も35度しかありません。体重はここ数日で3.8キロ⇒3.3キロへ。500グラム減りました。(のべ1週間のまず食わずですから当然ですね。)帰宅後は久しぶりにぐっすり寝て、水を飲み、排尿も二度ほどしています。今朝近所で空いている獣医さんへAD缶(病気の犬猫用の高カロリー食)を買いに行き、ほんの少しだけ食べさせました。食欲はないようですが。

このように相変わらず逼迫した状態ではありますが、痙攣や強い発作が取れて少し楽そうに寝てくれているので、それだけでほっとしています。本当にお騒がせしているなぁと・・嬉しいやら恥かしいやらです。

そういう顛末にて、家での仕事が手につきません・・・たまっています。次の仕事で外出するときにはどんな状況になっているのか分かりませんが、それはそれで、今できるスケジュール調整を精一杯して家にいてやるようにしています。札幌にいる息子(カンタロウを拾った本人)にはメールで報告していますが、「最期はそばにいてやりたいなー。かんちゃん がんばっているな。」という返事が来ています。

すごくすごくプライベートで飼い主本位の近況ご報告でお許しください。
また、コメントへの返信ができず申しわけありません。
いつかきちんとお返しします。 m(_ _)m


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2008.02.08

ありがとうございます

みなさま、温かいお心遣いをありがとうございます。
カンタロウは今ここを受け留めているかのように、ソファーのいつもの席におります。
動物の生き様から学ぶことは大きいですね。


(動画は2月4日午前2時のカンタロウです。この日のお昼に病院へ行きました。今は顔が少しむくみを持っているので、顔が仔猫時代のようです。まだまだ元気な感じですよね。今は寝ています。)

今日と明日はたまたま休みなので、そばにおります。
まずはご報告と、お礼にて・・・本当にありがとうございます。

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2008.02.05

見送りのとき

長らくご無沙汰してしまい、申しわけございません。

前回から小康を続けて、それなりに元気そうにしていたカンタロウですが、昨日あたりからいよいよ良くない状態になり、そろそろ見送りのときが近づいているようです。腎臓が全く機能しなくなり、尿が出なくなっています。

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(この写真は1月11日撮影のものです。今はこの同じ場所で、ずっとうとうとしています。)

明日は遠くへ仕事に出かけなければならず、後ろ髪を引かれる思いですが行ってきます。家族がいて、カンタロウだけで留守番にはならないので、良かったと思っています。

更新ができなかったのは仕事もあったのですが、
取り急ぎお詫びとご報告を。m(_ _)m


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