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2007.09.04

人の責任

以前からブログリンクに動物の里親募集を貼っていたのですが、最近そこに映像入りのリンクも貼れるようになり、この画面の左サイドバーにおきました。

貼った私自身が毎日ここをクリックしては、その写真のワンコやネコたちを眺めています。その動物達が保護された経緯や、どうして里子に出されるのかという事情を読むにつれ、人の責任を感じてしまいます。

070904a

繁殖目的に閉じ込められて過ごし、必要なくなると放棄される・・
10年近く一緒に暮らして、引っ越すという理由で保健所に・・・
溝に縄でしばられ放置されたワンコ・・
ビニール袋に入れられてゴミ置き場に置かれた仔猫たち・・
保健所ではガスで処分しているところがほとんどですが、これは安楽死ではなく、つまり窒息死です。

人間の事情が色々あるにせよ、こうしてペット化させた人間の責任というものを忘れてはいけないとも思います。
かといって、私にはほんとうに何もできないのですが。

繁殖目的で閉じ込められたワンコやペットショップで売れ残った動物たちのその後に責任を持つように、そして、保健所に保護された動物達が過酷な環境で死を待つことのないように、熱中症や凍死をしないような、せめて最小限の扱いを受けられるように・・そんな思いを込めて、「動物虐待への対策強化を求める署名」に、私も協力しようと思っています。

070904_2

この件についてとりまとめている委員会には詳細に渡って書かれていますが、少し難しいので、このブログで以前紹介した「ジュルちゃん」のブログに分かり易く書かれています。よろしければそちらでも読んでみてくださいね。

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コメント

動物の運命について色々考えさせられる日記ですね。

駅で犬の里親探しのボランティアの方々の活動を時々見かけますがこのような運動が広がりを見せ社会に受け入れられるようになればノラ犬君やノラ猫ちゃんは減るんでしょうねぇ・・・・・

投稿: beso | 2007.09.05 07:22

pちゃぁ~ん

ミシシッピ河の上流に、日本名で言えば「ハクレン」という魚が
大繁殖して、五大湖に流入すれば生態系が変化することに危惧して、

その駆除に、くじょうしているようです(-_-;)
この魚の導入は、生物農薬といって、環境に配慮した結果だそうですね。

良かれ!と考えた結果は、予測を遙かに超えたものになりました。

きっと、最初は、自分にも相手にも、「良かれ!」と考えるのでしょうね。

予測の限界と言ってしまえば、そうなのでしょうが...
最初の予測を誤らないようにするだけなんでしょうか。

投稿: acars | 2007.09.05 10:35

 我が家の美美ちゃんも、ノラ猫が産んだ子でした。デカちゃんは、迷い猫だったし。
 もし、飼うのなら一生の面倒を見ることが大事でしょうね。

投稿: マサエ。 | 2007.09.05 10:42

動物をペットにする、一緒に暮らすということは、家族になるということですよね。かわいいからと安易に飼って、めんどうみきれなくて放置する。なんてことが多くなっているみたいですね。
悲しいです。
わたしも署名します。

投稿: みい | 2007.09.06 18:24

人間に見捨てられた動物達の話を聞くたびに心が痛んで...というか最近は心身症になりそうで....耳を目を塞いでしまいます (;o;)

せめて一緒に住んでいるこの子(ネコ)には静かに生を全うして欲しいと....。

投稿: 先斗町 | 2007.09.06 23:13

★besoさん
たまたま拾われた猫と、拾われなかった猫、もちろんどちらが幸せかは本人(?)に聞いてみないと分かりませんが、少なくともこの時代にノラで過ごすことは、かなり過酷なことですよねぇ。昔なら結構ノラも幸せだったと思うのですが・・。

★aちゃん
ハクレンという魚がいるんですね。ブラックバスとはまた違うんですよね?日本では今これがフナを減らすとかで、物議をかもしていますよね。
ハブとマングースとイリオモテヤマネコの関係とか・・そんなお話も聴いたことがあるような。鹿が増えすぎて、猟友会の人が狩り?に出るとか・・。保護したかと思えば「駆除」ですものね。なんだか哀しいです。
最初の予測から誤らないことも難しいでしょうけれど、その対処の仕方で、人間の本質が見えるのかもしれませんね。

★マサエ。さん
本当に、終生面倒見ることができないなら、動物は飼わないことですよね。
可愛い盛りだけ家において、一歳くらいになったら捨てる人も多いように感じます。こういう話を聞くのは辛いです。

★みいさん
ありがとうございます。
momoちゃんに似たビーグルさんが里親探しをしていたのを先日見ましたが、やはり路上をさまよっていたとか・・迷子の連絡もないとかで。
そういえば、昔実家の母が商店街をさまようシルキーテリアを保護して、結局家の家族になったことを思い出しました。
長い間、乗用車を見ると必死に追っていたので、きっと車に乗っていたのだろうと思います。「アンジュール」という絵本を思い出します。

★先斗町さん
本当ですね。
でもついクリックしてみてしまう私です。どうにもできないのにね。
少なくとも、ペットショップで買おうと思っている人たちには見て欲しい里親サイトです。
我が家の猫たちも、長生きして欲しいです・・というのか、彼らが快適・幸せだと感じる時間が少しでも長いといいなぁと願っています。

投稿: pixydust | 2007.09.07 23:38

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