喪失と手離し
お盆で世の中休暇モードが主流となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
お盆は亡き人達がこの世に少しだけ戻ってくる時期とも言われ、それぞれの家族の中で、亡くなった人をそれぞれに想うときでもあるのでしょうね。飛行機事故の遺族の方、原爆の遺族の方の話がテレビで流され、生きること、死ぬことが身近にあるのだということを毎年のように感じるのもこの季節。
死も別れ。子どもが親から離れるのも別れ。
仕事が終って会わなくなることも別れ。
すれ違った人と背中合わせになるのも別れ。
色々な人と少し縁が遠くなることも、ある意味の別れ。
生も別れ。
お母さんの身体から生まれた瞬間、別れの経験が始まります。
死が別れを持ってくるときには、残されたものが「喪失」を感じることが多いでしょう。
愛着のある人との距離的・時間的・物理的な様々な別れも、時に「喪失」でしょう。
人だけでなく、動物も、物も、目に見えない時間や考えや、記憶や、体力や・・色々な喪失がありますよね。
喪失を経験することで、人はときに哀しみのトンネルに入ります。そのまま長い時間、出口を探しながらトンネルにいる人も多いです。人間それほどすぐには強くなれないものですよねぇ。
そして、
トンネルを抜けて、新しい境地にたどり着く人もあります。そこでは、「手離すこと」の潔さや、「独りであること」の確信や哲学・・と言ったら良いのか・・そういう境地に達する人もあるでしょう。そのときに感じる抵抗は涙とともに忘れられない経験となるかもしれません。でも、それを受け容れることができたら、また一つ違う世界が見えてくるようにも思います。もちろん掴むことも、ここというときには必要ですが、人生とは掴む離すの連続、そして手離しの仕方でその人の人生が感じられる・・とでも言いましょうか・・。掴むより手離すことの方が、ずっと難しいですね。
こうして書きながら、私は私を勇気付けようとしています。(^^;
さて、文章の内容とはマッチしていないかもしれませんが、夏らしく、そして私の憧れの風景でもあるBGVを。mixi友達のまあちんさんのサイトで教わりました。
こういう風景で日がな一日独りで過ごすの、結構憧れなんですよ。みなさんも一瞬、楽園の独り占め、体験してみてください。(^^)
暑い夏、ふとした瞬間に空を見上げてこの映像を思い出し、一瞬の楽園?楽しみたいものです。(^^;
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コメント
いい映像でした。
音楽と気持ちいい風をたっぷり楽しませてもらいましたよ。
ありがとう~☆
投稿: beso | 2007.08.14 09:23
大瀧詠一さんですよね。
この曲好っきやねん。
って、そんだけなんよ↑(^^_)ルン♪
投稿: acars | 2007.08.14 17:02
★besoさん
いい風行きましたか~?(^^)良かったです。
besoさんの故郷でも、きっと良い風、良い再会があったことでしょうね。(^^)
★aちゃん
そうそう、大瀧さん、いいですよね?私も好きなんですよ。
はっぴいえんどのアルバムも持ってますよ~。(^^)
投稿: pixydust | 2007.08.16 19:28
大滝詠一 いいですーーーーーーーとても^_^
ほんと音楽って、「あの頃」に戻してくれます。胸がキュンとなります。
投稿: スヌ | 2007.08.16 21:15
★スヌさん
スヌさんも大瀧さん、好きだったんですね。(^^)
いいですよねぇ。なんだかほんわかと、ゆったりと、さわやかな風に吹かれているみたいで。
スヌさんには、どんな思い出があるんでしょうね?(^^)
投稿: pixydust | 2007.08.17 21:16
pちゃぁ~ん
ハッピーエンドですかぁ~(o^^o)
大瀧さんで、あたいが持っているのは、
BeachTimeLong
しかもカセットテープなんよ(-_-;)
投稿: acars | 2007.08.18 15:13
★aちゃん
カセットテープ!
我が家にも、たくさんたくさん、聴かなくなったテープがあります。でも捨てるに忍びないし・・という気分ですよね。またカセットでしか持っていないと、MDに録って残すという方法があるにも関わらず、その作業が面倒でね。(^^;
私も大瀧さん単独のは実は1枚も持っていないのですよ。はっぴいえんど、YMO、高橋幸宏さんの流れは一枚ずつくらい持っております~。(^^)
投稿: pixydust | 2007.08.21 07:02