ネコ中心のブログなのではありますが、今日はちょっと映画と心理のお話・・・。(^^ヾ
もうかれこれ10年以上前の映画「マディソン郡の橋」を再度見る機会がありました。
この映画の中に心理分析的なテーマが多く隠されているということで、ある講座の中で取り上げられました。
この映画、公開された当時には原作も含めて、いい作品だと言う人と駄作という人が分かれた作品でもありました。私は小説を読んでいないのですが、映画は配役(クリント・イーストウッドだったこと)もあり、結構好きでした。
心理学的には、いわゆる「生涯発達段階における中年期の危機」をどのように乗り越え、その後の人生をどのように歩んだか、ということと、次世代への継承という老年期の発達段階での意味(英知)とがあるという話。
あとは、物語の主流となる「ロマンチック・ラブ」の存在。
ロマンチック・ラブとは、ヨーロッパ文化に流れる霊的な愛のことだとか。霊的な出会いによって結ばれた愛は、何にも変えがたい精神的な充実感を与える・・たとえ共にいなくても。そんな心が主題になった映画は、数知れずありますね? 私がふと思い出したのは「イングリッシュ・ペイシェント」などの映画。この映画も賛否両論分かれた映画でしたっけ・・。
外的現実と内的現実との違いを見つめる中年期。
ユングは「中年は人生の観点を変える時期である」と言ったそうですが、まさにそれは実感している今日この頃。
この橋は、確か火事で消失したとニュースで聞きましたが、映画の中にはきっちりと美しく映像で残っていて、これはこれで、小説になり映画になったことで半永久的に残るという、まさに縁とも言える結末でしょうか。
でも、こうして分析的に映画を観るのはたまには面白いけれど、やはり心で感じたままに観て、あえて多くを語らずに心の中に大事に温めておく方が、私は好きです。もちろん。(^^;
カンタロウとミミはロバートとフランチェスカとは程遠く、こうして一緒にいるのが珍しいくらいに「マイペース」の関係でございます。・・・本日、出番が少なくて申し訳ございません。(^^;
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