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2006年9月

2006.09.28

犬の愛

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以前にも書いたことがあるかもしれませんが、ずっと昔にある人がこんなことを言っていました。
「男女の愛より母の愛、犬の愛」(^^; 
犬は群れで生活する狼に源流があるから、群れのボスに対する服従や忠誠は、その習性として当然・・などと解析することもできますが、でも、一緒に生活していると、「そうそう、犬の愛、わかる、わかる~」と思ってしまいます。いずれにしても、そうやって一度人間を群れの仲間・ボスと思って暮らしていた犬が、その仲間・ボスから裏切られる(これも人間の私の感情・信念からの言葉ですが)・・・そんな辛い話を聞くたびに、哀しくなります。

みいさんのブログで紹介された広島ドッグパークの記事を読み、呆然としました・・。

犬だけではなく、ネコや他の動物も同じ。一度「飼い主です」を名乗ったからには、父母が子どもに「お父さん」「お母さん」と名乗るのと同じく、その命への責任を持つ・・こんな当たり前と思えることが、時に人間同士でも薄れていることを見ると、世の中の流れを一端止めて、ふと立ち止まって考える時期が来ているのではないかと、考えてしまいます。写真は妹宅に2頭いるシーズーの妹格「ビーナ」です。

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2006.09.20

付箋の恐怖

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台風のあと、蒸し暑いですね?
今日は大阪の天満橋近辺を歩きましたが、汗ばむくらいでした。

9月もあと10日。10月に入るとスケジュールがタイトになるため、この後の10日間で、10月前半の準備を進めておかなければなりません。直前にならないとできない私としては、10日先の予定なんて、はるかかなたのことなのです。結構普段は自転車操業状態ですから、こういうのは苦手です。 

忘れるのも得意なので、最近は聞いたらすぐに付箋に書いて、パソコンの横に貼っておきます。で、今、何枚かというと・・1,2,3,4・・・・8枚ありました。(ちなみに、付箋に書くことすら、忘れることがあるのです。(^^;)

ネコたちは、お尻に絆創膏を貼られる屈辱?はあっても、付箋を貼られて追いかけられることはないので、いいなぁ・・毎日きままで・・・と、ため息しきり。(^^; 

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2006.09.17

傷だらけの猫生

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カンタロウは後ろ半身が動かない障害を持って我が家にやってきたので、前足だけで歩きます。後ろ脚はほとんどピンと伸びているので、寝ているときには写真のようにV字開脚状態です。お尻は引きずって歩くことになります。そのひきずる場所が擦り切れて、傷になっている状態が日常となっています。
一ヶ月以上前に、そこのハゲたところを何かにぶつけたのか、裂傷になっていまだにふさがりません。写真のように絆創膏を貼っていますが、肌が弱いので、貼ったところもまたハゲていきます。 パンツを履かせるのも一案だと、12歳にして考える飼い主です。いやがるだろうな・・と想いつつ。数年前には耳が腫れて、しぼんだあとに、しぼみすぎて耳の形も片方は違っています。おまけに金属製のブラシを使うと、すぐに皮膚が炎症を起します。 野良出身の茶トラにしては、デリケート。(^^; 獣医さんに行けば、発狂魔人(猫)になること間違いなし、その分ストレスで寿命が縮まりそうで・・。060917b
カンタロウは、そんな私たちの勝手な解釈にも付き合いつつ、日々偉そうに生活しております。(^^;
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2006.09.12

都会系スピリチュアル

Spiritual but Not Religious(略してSBNR)という言葉が、アメリカではちょっとした流行らしいです。スピリチュアルだけど宗教ではない・・つまり宗教に関係なく、霊性は信じる、ということのようです。(日経夕刊「モードの方程式」より) 仏像や蓮の置物が流行っているのも、その影響らしいです。東洋人の私から見ると、少し違和感がありますが。

うーん、そういえば記事にあるように、「ヨガの帰りにパワーストーンを買い、霊気マッサージやオーラリーディングの施術を受ける」ことが都会的癒しとして人気を呼んでいる、というのも身近で感じます。私もこの世に霊性がないとは思わないし、霊的な世界の一体感みたいな考え方には賛成です・・でも・・・。

「私はこういう世界を知っています」的な思考って、一つ間違えると選民思想に繋がるのではないか?・・と言いますか、言い換えると自分の問題を「自力解決」しないで、「他力本願」で力を得たつもりになるという怖さを感じます。
スピリチュアリティって、自分の心と徹底的に対峙して初めて感じられたり信じられたりするものなのではないかと想像していますが、この流行は、どうもそれとは程遠いような。(^^; もちろん、この「自分と対峙すること」すら、「私はこんなに対峙し、気付きを得たのよ」ということになると、似たようなものですが・・。060912

そういう私とて引き出しを開ければ、実はその辺から水晶が出てきたりするわけですから・・(^^ゞどうか広いお心で、小市民の寝言とお聞き流しください。  
写真は、賢く物言わず咲く「タマスダレ」です。

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2006.09.08

大丈夫?

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カンタロウがソファーベッドの脇で夕寝(なにしろ1日寝ています)中。
足の感覚がないので仕方ないとはいえ、もうちょっと場所を考えないと・・落ちちゃうよ。(と、老婆心。)
「始動します」と宣言したものの、怠け癖はまだ抜けない飼い主pは、この寝顔を見ると睡魔に襲われて・・。(^^;
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2006.09.06

このごろ

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9月の声を聞いたとたん、朝晩涼しくなりましたね。
ネコたちの動きを見ていると、気温の変化がよく分かります。板の間からソファーへ、ソファーからテーブル下や座布団の上へ・・。夜は、下手をするとホットカーペットをつけるのも近いのでは(もちろんネコ様のためにです(^^;)という予感さえします。

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このごろ、少しいろんなことがありました。
ある日の神戸は、夕陽がきれいでした。
土曜・日曜・月曜と、仕事でそれぞれ離れた場所へ出かけました。
ある日は仕事の楽しさに浸り、ある日は仕事の難しさも感じました。
一昨日、姉のところのネコ「ラブ」が逝きました。
昨日、ラブはお骨で姉の元へ戻りました。
今日は、仕事のあと久しぶりの方達と再会。
気付いたら、本家HP3周年を過ぎていました。

季節は秋へ。時の過ぎる速さに加速度をつけて。
でも、今日という日が確実にあって、感謝。

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2006.09.04

たとえば、もしも、人なら・・

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競馬馬の厩舎で火災があり、馬が9頭焼死したというニュースを読みました。
そのニュースの最後に「死んだ9頭はいずれも特に優秀な成績を残していないという。 」という一文がありました。

迫る火の中で、狭い場所から逃げたくても逃げられずに逝った馬達・・。

今話題のホラー作家がネコ殺しをした話が露骨な残酷なら、この火事についての最後の一文は、麻痺した残酷と言えるのではないか・・そう思ってしまいました。哀しいですね・・。

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