シロに会いたい
大阪・中津にある「カンテ・グランテ」本店へ行ってきました。
HPには、シロというネコがいると書いてあったので、会えたらいいなぁ・・というのが大きな理由の一つでありました。ちょっと変わったお店だよ、とは聞いていたのですが、確かに他の支店(梅地下店にはかれこれ28年前、泉の広場店・丸ビル店など支店はあちこち行っていました)がそこそこ変わっていることを理解していても、さすが本店、というくらい変わった感じです。場所も、人も。(^^;
中津の駅から歩いて5分、住宅街の中にあって、とあるマンションの地下なのですが、探していて、目の前に入り口があっても分からない・・・なぜなら、写真のように雑草、いえ一応植えられた花達でうっそうとして看板すら見えないような状況だったからで・・。その草の間に小さな階段があって、そこを降りていくと、左右が木や草。降りきったところに赤いドアがあり、左手が雑貨コーナー、右手のフロアが喫茶。
入っていいんですか?という雰囲気があり、席の案内もないので、好きなところに座ると、長髪のお兄さんが水を持ってきてくれます。
なんだか、みんなけだるいなぁ・・でもそれが悪びれないので憎めないというのか。
チーズタルトとミント・チャイを注文したのですが、ミントの香りがしなくて・・あれ?と思っていると、友人が「あれ、これミントの香り・・」と言い出しまして・・つまり間違えていたのですが、まぁ、いいでしょう、何事もけだるいのですから。(^^;
ウルフルズのトータス松本さんがアルバイトをしていたというのは有名なお話ですが、トータスさんはどんな接客していたのかな?と想像しつつ、それでも美味しくチャイとケーキを食べて、時間を気にせずおしゃべりをしてきました。
レジで「ネコさんは?」とお店の、あの中では一番愛想の良い女性に聞くと、「あ、今朝出て行って、まだ今日は戻っていませんね」との返事。実はこのマダム♀シロ、色々なところに家があるらしく、寝ていたかと思うと、ふらっと散歩へ出て行くらしいのです。
なーるほど・・ネコさんまでお店のコンセプトに合っているわけだ・・などなど妙に納得しつつ後に致しました。それにしても、シロに会えるかもしれない、などと思うと、また行ってしまいそうです。
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コメント
10年くらい前に行ったことがあります。
雰囲気のいいお店ですよね。
たしか、アジアン雑貨なんかも置いてありましたよね。
中津って、あまり行くことがないので、この記事を読んで思い出しました。
シロという猫のことは知りませんでしたが、綺麗な猫ですね。
猫好きな私としては、一度会ってみたいですね。
P.S 10年前とか28年前とか、歳を感じて、嫌になってきますよね。。。
投稿: SNS yamato | 2006.08.24 12:48
お店のオーナーが自然や草花が好きなんですかねぇ~
中津でこれだけ緑の多いお店は珍しいのではないでしょうか。
個性的なお店のネコもたぶん個性的なんでしょうねぇ・・・・笑
投稿: beso | 2006.08.24 14:41
うふふ♪
とってもけだるい感じですね(笑)
時々、自分のもっているリズムや生活の流れと
違う場所に行くと、力が抜けて良い気分転換に
なりますよね。
こうでなくちゃ!とか力が入っている日々には
格好のカフェだなー。
私も一度、シロに会いに寄せて頂きたいです♪
投稿: hanahana0831 | 2006.08.24 16:11
★yamatoさん、
ようこそお越し下さいました。
シロさんの前にはコマツというネコさんがいたようですが、この子はある日突然いなくなったそうです。
シロさんは、冬場に会える機会が多いそうです。
私もその頃チャレンジしてみようかと思います。
ちなみに、10年という年月は、確かに「え?もう10年??」という期間なので、ちょっと年を感じてしまうのでしょうね。でも28年になると、結構懐かしい思い出になっていて、いいものです。先日テレビで、ムッシュかまやつが元気に「フリフリ」かなにかを踊りながら唄っていたのを見て、懐メロに喜ぶ中年をしてしまいましたよ。(^^;
★besoさん、
オーナーはインド旅行をされたりしているようで、雑貨もインドのものが多いです。インテリアもとても無造作なんですが、センスがあります。あの草ぼうぼうの感じも、全体のコンセプトにはぴったりですから、計算済みなのでしょうね。(^^)
★hanahana0831さん、
そうそう、力が入っているときには、ふと脱力するために一人でふらっと入ってみたら良いかもしれません。また独りで行く方が心地よいお店かもしれません。
そうそう、ここのHPを管理しているKさんにメールをしたら、早速返事が返ってきました。
『○○さん、初めまして。
28年前というと僕がまだ会社員をしていた頃ですね。その2年後、1980年にカンテでバイトを始めたんですが、その頃の梅田の店は、小奇麗なエスニック&クラシックな店だったよう な気がします。チャイなんて全然知りませんでした。
全く異次元の世界だったカンテに入って26年、客観的に見ても不思議な場所ではありますね。どの店も。敷居が高いような、拒絶しているような、でも、憧れる人がいるし、居心地がいいという人もいるし、全く嫌いという人もいます。それがカンテ。それがいいところです。「ものは考え様」ですね。
さて、シロに会えなかったのですね。残念です。
冬なら必ず寝てますが、夏は外に出たがりますね。帰ってこないと心配になりますが、家猫ではないのでしかたがありません。
(中略)
次回、シロに出会えることをお祈りしておきます。』
次はシロもですが、このKさんに会いに行ってみようと思っています。(^^)
投稿: pixydust | 2006.08.24 23:31
実は私も先日カンテに行ったんですよ。(大阪に行ったら、たまに行きます)あの猫、シロっていうんですか。私はばっちり会えました。
お気に入りのカフェなので、私もブログにアップしようと思って写真を撮ってきたんです。でも、なかなか書けずにいたら、pixydust さんが書いてらして、びっくり。先を越されました〜。でも、おんなじ所に行ってるんだなぁと嬉しくなりました♪
投稿: mar | 2006.08.25 23:18
★marさん、
えぇ、実はmarさんならなんとなくカンテはいらしたことがありそうで、そしてきっと好きだろうな、と想像しながらお店で思い出していました。
でも、ニアミス?があったんですね。なんと。それもmarさんはシロさんに会えたんですか~羨ましい。夏はなかなかお店にじっとしていないらしいのに、です。
また、写真を撮ってブログに・・というところまで同じだったとは!ほんとにびっくりですね。こういうのを共時性というのでしょうか。そう思いたいです。(^^)
投稿: pixydust | 2006.08.25 23:53