猫のように
姉のところの猫(白のペルシャ)は16歳半なのですが、先日突然目が見えなくなりました。
姉が泣きそうな声で電話してきて、動物の眼科専門医に連れていったら「眼底出血」をしているとかで、左は見えず、右は少しだけ見えるらしいということでした。腎臓と心臓がかなり弱っているらしく、この猫のために生きるといって5月には入院する予定の姉も、今は自分の身体のことどころではないという印象です。
でも、人間に比べて、猫や犬は強いですね。
姉の家に行ったら、頭を何度もぶつけながら見えない状態で学習し、壁に沿って歩くことを覚えていました。
我が家の身体障害猫も同じですが、わが身に起こっていることに関係なく、今をそれなりにしなやかに生きています。人間も、こんな風にしなやかに現実を受け容れられるといいのですが。
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コメント
確かに、動物たちに教えられることって多いです。自然の中で自然に生きているのですよね。
すべて自然に受け入れ対処して生きてゆく・・。
見習いたいものです。人には難しいことなのですが。
お姉さまが早く元気になって帰ってくるのが一番ですね。猫ちゃんも、待っていると思います。
投稿: みい | 2006.04.21 11:27
動物と暮らしてると学ぶことは多いですよねぇ~☆
長年一緒に暮らしてると家族と同じになりますよね~♪
我が家の犬も14歳になるんですがきれいな黒目をしてたのに目の色が少し濁ってきました。
せがむのは散歩に連れて行って欲しい時と食事が欲しい時だけです。
投稿: beso | 2006.04.21 13:29
猫に限らず 動物には 昨日も明日もそして今日も無く 唯一「今」のみが有るのかと.....。
「今」をどう最善に生きるか。 その積み重ね。 一緒に暮らしていて感動するのはこの生き方。
今日「藤田嗣治展」に行って参りました。
猫が沢山描かれていました。
投稿: Tonton | 2006.04.21 23:01
★みいさん、こんばんは。
お言葉ありがとうございます。
姉からの携帯メールにも、偶然ですが「猫から教わりました」とありました。姉はどういう視点で言っているのかは分かりませんが、日に日に元気を取り戻す猫を見て、色々励まされたのかもしれません。その力は、私では及ばないかもしれません。(^^;
★besoさん、こんばんは。
ゲンキくんも、14歳ですか、ワンちゃんとしては高齢ですよね。白内障になり、鼻もきかなくなると、感覚で歩いているようですね。妹のところのシーズーが13歳くらいだったか・・。同じように白内障です。
見えなくても賢いから、ちゃんと周りの様子で動けるらしいですね。
家族としての動物の存在感は、その身体の大きさをはるかに越えていますよね・・。
★Tontonさん、こんばんは。
後ろ半身の不自由なうちの猫を拾ってきて、最初に獣医さんにつれていったとき、「排泄も世話してやらなければならないとなると・・どうしますか?」(つまり安楽死をさせるかどうか、という提案だったようです)と言われ、反対にショックだったのを思い出します。
QOLとか言うまえに、とにかく「生きる」こと、その姿から学ぶことはたくさんありますね。
Tontonさんのご覧になった絵には、どんな猫が描かれているのでしょうか?絵を見ているだけでも癒されますよねぇ・・。(^^)
投稿: pixydust | 2006.04.23 01:25