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2005年8月

2005.08.29

二周年

2003年8月29日にサイト(本家homepage)をオープンして、丸二年がたちました。
これも、一重にみなさまのおかげと、感謝しております。
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それにしても、二年しかたっていないのに、写真素材になる我が家の状況もずいぶん変わりました。隣の空き地がなくなり、庭が改装され、事務所ができ・・・。私自身も、ずいぶん環境が変わりました。大きなことは、会社の所属を外れてフリーになったこと。大学に行き始めたこと。

もしかすると、このサイトをオープンしたということ自体が、自分自身の変化のきっかけにもなっているかもしれません。文章で書くと、これを実現したくなる・・・という心理的効果か。(^^;また何よりも、時折できるみなさんとのやり取りがエネルギーとなっています。 感謝・感謝・多謝(^^)でございます。

かといってこれからも、うんと頑張りますというスタンスでは決してありませんが(^^;、細々とでもご縁を頂けると、とっても嬉しいです。 
これからも、宜しくお願い致します。カンタロウ・ミミともども。(^^)050829a

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2005.08.28

微笑むひと

先日のことです。
電車の向こうの席に座り、きれいに微笑んでいる人を見かけました。
その女性は、50代くらいの人ですが、買い物帰りのようでした。
各駅停車のその電車に乗り込んできて、座席に座り、楽しそうにある包みを開けています。
それは写真屋さんの写真の袋で、中から20枚~30枚くらいのスナップ写真が出てきました。
それらの写真を、いとおしそうに、大切に、一枚ずつ眺めているのです。
あまりに幸せそうで、あまりにその微笑みがきれいだったので、ついつい何度も見てしまいました。

写真の向こうには、一体だれが写っているんでしょうか?
その人は、貴女にとって、どんな人なのでしょうか?
貴女を微笑ませてくれる、その人は、幸せですね・・・・。

写真は、茨城県のTさんから送っていただいた「梨」です。初秋の味覚。今年は果物ヒット、続いています。(^^)050828

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2005.08.20

月夜

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今夜はきれいな満月ですね。
月を見ながら、何を思い浮かべていますか?
いつの世も、月はそれぞれの時代の人たちに平等に浮かび、
いろいろな思いを映してきたことでしょう。

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さて、昨日の暗闇の鹿、これで少し輪郭がわかるでしょうか?左下に二つ、明るい点があるのが寝そべっている雄鹿です。右側の鹿はわかりますよね?(^^;クリックして拡大してみてくださいね。

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2005.08.19

夜勤

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先日の燈花会の続きです。
奈良公園に出かけると、鹿たちも夜勤の最中でした。(^^;道行く人のところへ、相変わらず寄っていく鹿あり、暗闇でのんびり過ごす鹿あり・・どこかに集合しているのかと思っていたら、こうして昼と変わらないのだ、と初めて確認しました。で、暗いところを歩いていると、池の淵に、そっと佇む二頭の鹿。わかりますか?一頭はオスで、寝そべっています。もう一頭はメスか子どもで、草を食べています。さて、どこでしょう・・??(^^)050819a050819b

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2005.08.18

よかったよかった

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裏庭にセミの抜け殻。コンクリートの塀に、かろうじてくっついています。
後から知ったとはいえ、見ているだけでハラハラします。(^^;よく落ちずに羽化してくれたものだと。
でも、セミの幼虫の力のすごさを感じます。庭の小石を退けても、ちゃんと地上に出て、その後あの高い木まで登って羽化するのですから・・・。この写真は、キーウィーの葉の裏で羽化したセミの抜け殻です。
最近家の近くではセミが減って淋しいですが、先日午前零時ごろ駅に着いたら、せみ時雨・・ちょっとびっくりしました。気温と、あとは照明の明るさのせいでしょうか。こんな夜中に鳴いているセミの声を聴くと、複雑な気持ちでした。来年は、我が家の庭に何個の抜け殻を見ることができるでしょうか・・・昨晩は雷と夕立・・夏も終わりに近いようです。

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2005.08.14

燈花会(とうかえ)

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お盆の最中ですが、皆様、いかがお過ごしですか?
私は仕事がらみで奈良公園の燈花会へ出かけてきました。
恒例行事として、東大寺の万燈供養会・春日大社の中元万燈籠が有名ですが、燈花会も、その周辺で行われる蝋燭の灯りによる行事です。一万本以上の燈火が公園のあちこちに置かれます。奈良公園は余分な照明が少ないので、蝋燭が点々と灯っていると、人の数の多さの割にはそれが目立ちません。
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この灯りがないと、さぞかし暗いだろうなぁ・・と考えるうち、大昔、天平の頃の人たちは、この暗闇の中で暮らしていて、だからこそ、この蝋燭の灯火が大切なものだったのだろう・・などという連想に至りました。
暗闇で悠然と寝そべっている鹿たちを見たのも初めての経験でした。
近々、本家HPにも報告したいと思っています。(って、いつになるか分かりませんが・・(^^;)
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お盆の迎え火・送り火・・・あの世から、帰ってきて欲しい人がいますが、果たしてこの世は帰ってきたくなるようなものでしょうか・・?

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2005.08.08

命の授業

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スクーリングで教育学関係の授業を受け、そのクラスで一緒になった人に聞いた本です。私の通っている大学の先生が書かれた本だったので、生協で早速買ってきました。『豚のPちゃんと32人の小学生』・・テレビでも一時話題になったので、ご存知の方も多いかもしれません。三年間、クラスで豚を飼い、卒業のときにどうするか・・・話し合った結果、16対16で、「下級生に引き継ぐ」「食用として引き渡す」に分かれ、最後の一票を担任の先生が投じた、というお話です。結果、卒業式の三日後、食用としてPちゃんは引きとられていきます。
帰りの電車で斜め読みし、思わず泣けてしまいました。小学生の子達の、必死の話し合い・・・担任の苦悩・・。
私の息子が幼稚園のとき、『三匹のこぶた』を読みました。その後のある日、夕食にトンカツだったかを出しました。4歳の息子が、これは?と聞くので「豚さん」と答えると、「かわいそう・・」と絶句。そこで私は、はっとさせられたものです。
動物大好き、動物を助けたくて獣医を目指して三浪し、やっと獣医学部に入ったら「家畜の処分の仕方」を繰り返し繰り返し実習する場面に、とうとう途中で退学したという人の話を聞いたこともあります。
私たちが動物の肉を食している限り、必ずそれをそのような形にする過程を担う人がいます。marさんのHPの「本日の駄文:7月5日分」にも、同じような心情が書かれています。 生き物の命を頂いて生き延びているわたし達が、その過程を担ってくれる人への感謝も込めていかなければ・・と、あらためて感じます。

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2005.08.03

バスの中で

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写真は庭の菜園になったトウガラシです。(^^)
さて、この6日間ほど、京都に通っています。(^^) 
今日も朝8時、京都駅でバスに乗りました。すでに30人くらいの人がターミナルに並んでいました。列に並ばず後ろからスタスタやって来た40代~50代くらいの男性が、ふと気付けば先に乗り込み、先に座っています。(^^;いつの間に・・?見れば仕事用のかばんを持って、クールビズスタイル、膝の上にはなにやらレポート用紙のような書類。大学の先生かな?そんな感じの人でした。
朝の30分を揺られるコースです。この人の横はいり(懐かしい言葉です。(^^;)によって、座れるはずの人が一人、必ず立っているはず。朝から気分がよくないなぁ・・と思いつつ揺られていました。

次に、帰りのことです。
丁度反対方向のバスに乗ると、座席は埋まっていて、立っている人が数人。私と、もう二人の女性で乗り込みました。 奥へ詰めると、ちょうど通り道に座っていた外国人の男性が、すっと席を立つではないですか。「うっ、年寄りに席を譲ってくれたのか・・??」「いやいや、私はまだしも、一緒にいる女性はうら若き20代・・ということは、レディーファーストで譲ってくれたんだ」・・・どうしよう・・・でもこれはかなり嬉しいものです。(特に私などは、おめでたくも喜びました。(^^;) そんなこんなを考えているうち、その奥の、最後尾の席に座っていた若い男性・大学生くらいの青年が、席を立って、また私たちに「どうぞ」と言ってくれるではないですか!! 「どうなってるの?」 思わず三人で顔を見合わせました。
・・・結局なんだかんだで私たち三人で席に座ることができました。で、譲ってくれたそれぞれの青年達は、結局私たちが降りるまでバスに乗っていたままでした。m(--)m
行きのバスでは中年男性の横入り、帰りには若い男性たちのレディーファースト・・・この格差を、どう味わったらよいものか。(^^)
そうそう、おまけ・・昔はバスが混んでくると、見ず知らずの人でも自分の前に立った人には、「かばん、お持ちしましょうか?」という声をかけたものですが、今はなくなりましたねぇ・・・。


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