« 小さい頃は神様がいて | トップページ | ひまな人? »

2005.02.23

「完全であれ」の呪縛

先週末と今週初めの仕事の中で、この呪縛を思い起こしていました・・・(^^;
ちなみに、交流分析では、人をかりたてる心のメッセージ・・「急げ」「強くあれ」「完全であれ」「人を喜ばせよ」「努力せよ」があると説明しています。これらはそれぞれの生育歴の中で獲得し、誰にでも多少はあると言われます。私にも全部ありますが、自分では特に「完全であれ」と「人を喜ばせよ」が強めだと感じます。

実は昨日、仕事が終ったあとにクライアント側のアンケートがありました。私一人で担当しているので、その評価はまさに自分へのメッセージです。色々な項目に対するABCDEの5段階(!)評価です。そんな中、「D」が一つありました。・・これが気になって気になって。(^^; 
あのことかな?このことかな?と色々反省していますが、こういう心の動きを見るにつけ、反面自分がいかに「完全であれ」に縛られているかを感じます。所詮、全ての人が満足することなんてあり得ないのに、できれば満点を取りたいと思ってしまう。
その上、別件、一昨日の仕事でペアを組んだ相棒が、翌日に「この仕事はやはり無理」と言い出したのです。私の何かが、彼女にそう思わせてしまったのだろうか?・・・なんて、また色々と考えこんでしまいました。

でもまぁ・・・自分の力をつけるため、客観的に自己分析する必要はありますが、あとは、「完全であるに越したことはないが、世の中に完全なんてあり得ないものだ」、「まぁ、いいか」くらいの気分で、音楽を聴きながらマッサージ機にでもかかるのが程良いのかもしれませんね。(^^ゞ
ちなみに、「人を喜ばせよ」の気持ちが強いと「過剰適応」になります。私も時々陥っていることがありますが、最近はそれに気付くのが少し早くなっています。 あ・・むしろ周りを過剰適応させていないか反省しないと・・・(^^;
050223
こういう青空を見ていると結構すっきりします。でも、たまに空を見上げること自体を忘れていることにも気付いて苦笑いしています。(^^ゞ

|

« 小さい頃は神様がいて | トップページ | ひまな人? »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「完全であれ」の呪縛:

« 小さい頃は神様がいて | トップページ | ひまな人? »