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2005年1月

2005.01.31

手のひらにひとつ

050131よく言われることですが・・・
一つを選択するということは、一つを失うということ。
コーヒーを飲むと、紅茶の味は同時には楽しめない・・当たり前ですが、これは結構真実を言い表しているようにも思えます。

手のひらにひとつの小石があったら、それを一度手放してからでないと、次の小石は手に出来ない。
大きな手のひらの人ならできる?(^^; 確かにそうですが・・。

橋の上のいぬが、自分の姿を見て「わん」と吼えたために、くわえていた骨を川に落としてしまった・・・なんていう話はちょっと脱線??(^^;  二つのことを同時に進行できることも、もちろんあるけれど、「ここ」というときには、やっぱりそうはいかない。「ここはどこ?」といわれると困るけれど・・。(^^ゞ

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2005.01.30

モーツァルトの癒し

050130a昨日は大阪・いずみホールでの公演を聴きに行ってきました。ギタリストの福田進一さんも出演されたのですが、いずみシンフォニエッタの演奏も素晴らしく、冒頭のモーツァルトには、やはりほっとしました。聴いていて、人間の力を素直に、引き出してくれそうな、元気をもらえそうな、そんな気分になれました。勉強にいいとか、癒しにいいとか、不眠にいいとか、色々言われていますが、聴いてみて、やっぱり元気になれた、そんな音楽でした。050130

先週はたまたま映画を見に行くこともでき、「ターミナル」と「ハウルの動く城」も見ました。こういう風に、芸術に触れると、元気をもらえる気がします。人生あんまり色々複雑に考えず、すっきりシンプルにしていくこと、これが大切だということは、先日お話しした大谷さんの生き方からも学びましたが、芸術にも同じような哲学があって、それを伝えてくれているような気もします。音楽や映画、たくさん聴いて観て、力をもらえる年にしたいものです。

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2005.01.28

満月のころ

冬は月や星がきれいですね。
満月のころには、なにかが起こるとも言われていますが、どうなんでしょうね?(^^;
私の場合、ちょっと調子悪いな、と思って月を見上げると満月だった、なんていうこともあります。偶然かもしれませんが、自然の波長と人間の波長って、やっぱり関係あるんでしょうか? 潮の満ち干もですね。
ここ数日、自分の心と意識とが一致しなくて、難しさを感じています。まぁ、満月のせいというより、元をたどれば、結構自分の怠け癖のせいだったりもするんですが・・・そういう風にかこつけてみたいのかもしれません。
ネコたちのように、真ん丸くなって寝ていたい、今日このごろの私です。(^^;
050128
満月といえば、「狼男アメリカン」という映画、ご覧になったこと、ありますか? 狼男の話なんですが、そこで出てくる狼男の友人が、ゾンビのようなスタイルで現われるのです。これを見たマイケルジャクソンが、スリラーの演出を思いついたらしい・・と聞いたことがあります。怖いけれど面白く、哀しい映画でもあります。

月を題材にしたお話も多いですが、ある意味、太陽よりも物語が多く生まれるような気がします。その時の見方によって、哀しくもあり、美しくもあり、どこで見ても同じように見える月にそれぞれの地で想いをはせる人が、いったい今夜は何人いるでしょう・・。「月はどこに出ている」という映画もありましたね。

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2005.01.26

大先輩のこと

050126b大谷栄之助さんとは、数年前、サン・オークス倉敷という場所の喫茶室で出会いました。
1910年12月10日生まれのジェントルマン。東洋史の先生だったのですが、その後の人生も実に多様で潔く、たった5分でご自分の人生をあっさり語られます。一昨年夏には、火事で焼失する直前の大阪・道頓堀「正弁丹吾」で、美味しい食事をご馳走になりながら、次から次へと、未来の話をされました。その姿を見ていた隣のテーブルの男性たちが、「いいなぁ・・僕もあんな風になりたいなぁ・・」とつぶやいていましたっけ。「余分なものはどんどん捨てていく、そうしているんですよ」と、笑いながら話される・・それはまさに人生の英知・・そんな気がします。
050126a
満90歳の時に生前葬を営まれ、それについて書かれた「生前葬愚考」の追記として、こんな文章が載せられています。
「以上略儀ながら実施した過去のプロセスを想起して纏めた次第、却説小生は師走には92歳の誕生日をいやでも迎えることになるが、ここサン・オークスを終焉の地と決め毎日を前向きに楽しく過ごさせて頂いていることに感謝感謝の毎日である。まさしくベリーグッド(very good)です。音楽のelementはテンポ(tempo)リズム(rhythm)ハーモニー(harmony)があると聞いている。この要素を吾々の日常生活にadapt出来ることを知った。夫々各自の日常生活にハーモニーの心を活かせるか否かで所謂円満な家庭生活が出きるかどうかと思考してみることが出来る。
 若い者と老人、乃至は嫁と舅・姑の対立それに附随して他の様々な条件が加わって対立が生じる訳である。ここで調和の精神で問題は解消できるのではないかと思う。
 (中略)
 生あるものは全ていつかは死を迎え新生する筈です。自分の骨は絶対に拾えないのですから、出来るだけ他人に迷惑をかけないよう、心身共に健康でここの諸施設を活用して楽しく暮らそうではありませんか。  愚言多謝 2002.6月末  擱筆  大谷栄之助 」

大谷さんは、今年1月14日、旅立たれました。ご葬儀は上記のごとく済んでいるので、静かに往かれました。「余生です」と言われていたから、これで良かったのだと納得しつつ、西に向かう新幹線の中でふとそのことを思い、急に悲しくなりました。 
大谷さん、会えて良かったです。ありがとうございました。

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2005.01.21

試し撮り

息子がデジカメを買い、カンタロウをモデルに試し撮りをしました。3cmの接写ができるとかで、羨ましい話です。カンタロウはよく動き、モデルとしては難しいです。しかしそれよりも、動画モードで録音された私達の声を聞くと、完璧な「猫なで声」で、その方が印象的でした・・。(^^; 050121

息子のセンター入試が終り、色々後悔することがあるようですが、まぁ、仕方ないですね。それも試験。
ちなみに、家庭教師をしている家のお兄ちゃんのS君は、北海度のH中学、奈良のN学園、T学園にそれぞれ合格し、胸をなでおろしています。いよいよ明日は、本命N中学・・実力が出しきれますように、と祈るばかりです。

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2005.01.19

美味しい小包

いつも送ってくれる茨城のTさんから、この小包が届きました。(^^)
050119今回は、天日で干した干し柿、手作りの切干大根、干しバナナ、自家製ブルーベリージャム、切干大根の和え物、などが入っていました。切干大根はいちょう切りの大根を天日で干して作ったもの。それを水で戻して絞り、酢1:酒1:醤油1 の割合の汁に漬けたものです。白ゴマとタカのツメも入れます。これが美味しいのです。ちょっと酸味があって、ピリッとしていて、お酒のおつまみにもぴったり。ブルーベリージャムも、自分の家でできたブルーベリーを冷凍しおき、300グラムに砂糖を100グラムまぶして、ボウルに入れて、ラップをせずに、10分くらい「チン」したものだとかで、形が残って美味しいです。全て奥さんの手作り・・・だんだんバージョンアップしていくようです。毎回お礼の電話をするのですが、最近では、ご夫婦が交代で電話に出て、作り方などについても話しています。まるで田舎からの荷物が届いて、実家に電話しているようです。もらうばっかりですが、ここもお言葉に甘えることにしました。
・・・手紙と、干し柿をつるした家の写真も同封され、玉手箱のように楽しい開封でした。(^^)

先日からスクーリングのレポートが2件たまっていたのですが、日曜夜と月曜夜に仕上げることができました。でも、遠出の仕事が続いていたので、睡眠不足でした。今日もさっき帰宅しましたが、明日はオフです~。(^^)ちょっとゆっくりできるかと思うと、かえって目がさえたりしている、今の私の心境です・・。(^^;

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2005.01.13

Cool Struttin'

はっPさんとのアルバムの話題交換(^^)、楽しいので、続いて今日はピアノのソニー・クラークを・・。
このなんともおしゃれなアルバム、1958年のなのだとか。リズミカルというのか、明るいというのか、私も息子も好みのアルバムです。050113
そうそう、今日は素敵な再会がありました。
昔々、その昔(^^;、前の会社で一緒にフライトをしていた先輩と、空港行きのラピート(南海電車の難波から関空まで出ている特急)の中でばったり! もう何十年ぶりでしょう・・?(^^; 座っていると、通路を歩いていく女性が。ちらっと見たら、なんだか見覚えのある顔・・かもしれない、そんな瞬間の印象で、違ってもいいやと思って、その通りすぎる後姿に声をかけてみました。そうしたら、向こうもすぐにこちらに気付いてくれました。電車の中での40分は、それはそれは懐かしく、楽しい時間でした。相変わらず素敵な先輩・・・今は客室部門の管理職になっているとか。柔らかい笑顔と肩の力の抜けたスタンスは、昔とちっとも変わらない・・それを見て、また嬉しくなりました。仕事前の、ちょっとしたお年玉でした。(^^)
追伸:一つ前の記事「Reraxin'」にトラックバックをして下さった記事があり、そちらのページがJAZZをテーマとされていたので、あらためて拝見。jazzって、やはり根強い魅力があるのですね。(^^)

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2005.01.12

RELAXIN'

040910最近、また思い出したようにJazzを聴いています。(^^)
先日のビル・エバンスの記事にトラックバックして下さったはっPさんが、ご自身のHPでJAZZについて書いていらっしゃるのですが、そこでも話題にされていた、マイルス・デイビス。あのなんとも緊張感のあるような、トランペットの音・・時に私にはシャープ過ぎるように感じることもあるのですが、このアルバムRELAXIN’は、楽しく聴ける1枚で、好きなアルバムの一つです。050112
また、同じく話題にされていた、ビル・エバンスのWaltz for Debbyも、かけてみたくなりました。
・・・ちなみに、このお正月のテレビ「新春かくし芸大会」で「はねるのトビラ」という番組のメンバーが、
「スウィング・ガールズ」のパロディで、さかさ吊りでJazzを演奏するという場面があったのですが、
ご覧になりましたか?あれは、実際に2ヶ月間練習して演奏したのだそうですが、それを見た息子が、「シング・シング・シング」を聴いて、「JAZZっていいね」と言い出したのです。「映画を見なさい」と言ったのはもちろんですが、そこからjazzの話に花が咲きました。
で、何枚かCDを貸すと、「これが気に入った」とアート・ブレーキのアルバムを指差しました。「MOANIN'」という名曲、これを作ったBobbyTimmonsのピアノが好きだとか。。050111
うーん、ビル・エバンスとは少し志向が違いますが、これもまたいいです・・。
私自身、jazzに魅力を感じ出したのはつい最近なのですが、まさかこんなに早く、19歳の息子とjazzの話で盛りあがるとは、思ってもいませんでした。(^^) 音楽は共通語。実感です

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2005.01.10

お膝が・・

昨日・今日と、京都へ通っていました。寒かったです。昨日は雪。ネコ達も寒そうです。
050110
十日戎の笹を持った人に混じって帰宅しました。帰りの電車で向いに座った高校生の女の子が目に飛び込みました。その座り方がダイナミック。(^^;腰の幅に脚を開いて、赤い巻スカートが完璧にオープンの状態。で、よく見ると(^^;、その下に黒いスパッツみたいなショートパンツ。なるほど、これがあると、こういう座り方もあるわけか・・などと思っていると、今度は脚組み・・左足首を右足の膝の上に乗せる組み方、つまり、靴の裏が横にいるお母さん(!)に見えるようにして脚を組んだのです。そしてお母さん(らしき人・・顔がそっくり)に靴の裏がちょっと破けているところを見せて笑っています。お母さんも、それを受けて屈託なく談笑・・。なんだか、ほほえましいような、なんだかわびしいような、複雑な思いの乗客その1でした。(^^;

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2005.01.09

ビル・エバンスを聴きながら

050108タイトルにふさわしくないかもしれませんが・・・(^^; 大阪箕面市にある「為那都比古神社」(いなつひこじんじゃ)の一角です。
今年もここへ初詣に行きました。もうかれこれ25年くらい通っています。
本殿の横には、ちっちゃな天満宮もあり、過去に合格したお礼でしょうか、奉納された牛の像も2つ鎮座しています。今年、私の周りにも受験生が何人かいるので、お願いには行きましたが、例年みたいに熱心に拝むことを控えました。いえ、テレビで細木数子さんが「神頼みばっかりじゃだめよ。自分の欲しいことばかり頼んじゃだめ。ちゃんと感謝しなくては」と言っていたのを思い出したからで・・。
よくよく考えると、数十円のお賽銭を入れただけで、あれもこれも、頼みすぎていたような・・。(^^ゞ
とりあえず、さっと一瞬、何も考えずに手だけ合わせて来ました。神社の話とはいえ、「み心のままに」ということか、はたまた「人事を尽くして天命を待つ」か・・。(^^ゞ

さて、昨日から少しずつ仕事始動だったのですが、今日の昼間はちょっとまとまった時間ができたので、9月からためていた業務報告書(社内用)を19件・・よくためたものですが(^^;・・仕上げました。
久々にほんの一時一人になり、ビル・エバンスの「ポートレート・イン・ジャズ」を流しながら・・仕事の割には、結構至福の時でした。 明日と明後日は、また京都へ通います。
皆様も、良い週末を!(^^)v

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2005.01.07

札幌からの電話

ミミが縁側でひなたぼっこ・・(^^) サッシの端に、その姿が映っているんですが、分かりますか?(^^)
050107
さて、
さっき、札幌のMさんから電話がありました。Mさんは、私が子ども時代から実家に来て、家の中のことを手伝ってくれた人です。Mさんのご主人も同じで、ご夫婦そろって実家の両親と私たち姉妹はお世話になっていました。ご主人は今年米寿だとか。(^^) 
今年私が送った年賀状「乙酉」の説明と、横に添えたメッセージを読んで、喜んで電話をくれたのです。乙酉の鳴き声の由来を読み、自分が酉年だということと、「札幌にいてくださるだけで、心強いです」という私からのメッセージが嬉しいと話してくれました。私達夫婦、そして私の妹には、もう帰るべき実家がありません。ですから、もう数十年も私たちを家族のように思ってくれているMさんご夫妻は、本当に私や妹にとっては、大切な親戚以上の存在なのです。
それにしても、Mさんが酉年だということは知っていたのですが、今年84歳になるなんて・・・電話の声は、横にいる人にも聞こえるくらいに元気なので、とても思えません。足に怪我をしたとかで、歩くことが少し大変らしいのですが、ご夫婦そろって元気。ご主人が電話を替わって、「酉だから、朝から晩までこの調子で、こけっこっここけこっこって、うるさいんだから~」と、北海道独特の温かいイントネーションで冗談を言います。いつもこのご夫婦は、こうしてじゃれあっているのです。(^^)
・・・なんて素敵なご夫婦なんだろう・・もう数十年も前から同じようなこのご夫婦の、健康の秘訣を知った気がしました。(^^) ずっとずっと元気でいてください。私たちのためにも。

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2005.01.06

歩幅

050106
年賀状、やっと終了(^^;今までになく時間がかかりました。
もちろん、ちょっと怠けているのもあるのですが、それよりも体力不足を実感しています。
自分の歩幅にあった予定を立てることは、周囲のためにも必要ですね。(^^ゞ今日から別の作業に入り、明日から仕事の始動です。いつも自分の歩幅を知って上手に生活している(?)ネコ達を見習いたいものです。(^^;

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2005.01.01

酉のとし

050101新年あけましておめでとうございます。
今年は乙酉、酉の年。あらたまの年の始まりを声たからかに告げる一番鶏は、平和と繁栄の象徴であり、その鳴き声は、悪鬼と全ての厄を祓い清めて運勢を吉兆へと導くとか。
色々な出来事のおこった2004年。その酉にあやかって、地球上の命あるものが、そのそれぞれの時間を全うできますようにと、小さな場所からですが、願っていたいと思います。050101a
本年も宜しくお願い致します。
2005年元日

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