干し柿便り
先日たる柿を送ってくれた知人のTさんから、今度は干し柿が送られてきました。
手紙には「この暖冬では天日干しは不可能。かびを培養するだけですので、密閉した縁側で除湿機と扇風機を回しっぱなしにして二週間、味はまあまあです。ラジオのニュースで言っておりましたが、"あんぽ柿"というものはそうやってつくるのだそうです。柿の品種が良ければ、もっと美味しいのでしょう。」とあります。冷蔵庫には、まだあの時の柿が保存してあって、もっと寒くなったら天日干しをする予定だそうです。お菓子の箱に丁寧に並べられた干し柿には、Tさんご夫妻の貴重な時間と眼差しが含まれていて、何よりも美味しく、心に沁みる味です。
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